夏の髪が傷む2大原因。紫外線と熱、それぞれ髪に何をするのか|aa-LABO.

夏の髪が傷む2大原因。紫外線と熱、それぞれ髪に何をするのか|aa-LABO.

HAIR TRIVIA 2026.07.08 紫外線・熱ダメージ

夏の髪が傷む2大原因。
紫外線と熱、
それぞれ何をするのか。

「夏になると髪が傷む」とよく言われますが、実際に何が起きているのかを知っている方は意外と少ないかもしれません。紫外線と熱、2つのダメージの仕組みを理解することで、ケアの選択肢が変わってきます。

紫外線と熱は、それぞれ異なるメカニズムで髪を傷めます。対策も異なるので、まずは違いを知ることが大切です。
UV DAMAGE
☀️
紫外線ダメージ
髪のタンパク質(ケラチン)を変性させ、メラニン色素を分解。パサつき・切れ毛・退色・白髪の進行につながる。蓄積型のため、気づいたときには進んでいることが多い。
HEAT DAMAGE
🌡
熱ダメージ
ドライヤー・アイロンの高熱がケラチンを変性させ、水分を奪う。キューティクルが開いたまま固まる「タンパク変性」が起き、ごわつき・枝毛・切れ毛の原因になる。
紫外線と熱、ダメージの違い ☀️ 紫外線ダメージ ケラチンのタンパク変性・メラニン分解 蓄積型→気づきにくい 帽子・ヘアUVスプレーで防御 🌡 熱ダメージ 高熱によるタンパク変性・水分蒸発 即時型→その場でごわつきが出る 温度管理・アウトバストリートメントで防御

図1|紫外線と熱、2つのダメージの違いと対策

紫外線は「じわじわ型」のダメージ

紫外線(UVA・UVB)は髪の主成分であるケラチンのタンパク質を変性させます。また、黒髪の色を作るメラニン色素を分解するため、カラーの退色や白髪の進行を早める原因にもなります。

紫外線ダメージは蓄積型で、1日2日では実感しにくいですが、夏を通して積み重なることで秋に「なんか髪がひどい」と感じる一因になります。対策は物理的な遮断(帽子・UVカットスプレー)と、ヘマチンによる酸化ストレスへのアプローチが有効です。

熱は「即時型」のダメージ

ドライヤーやヘアアイロンの熱は、髪に直接的なダメージを与えます。特に150℃以上の高温では、ケラチンのタンパク変性が起き、キューティクルが開いたまま固まってしまいます。これがごわつき・枝毛・切れ毛の原因です。

💡 豆知識|ドライヤーの適切な温度
髪のタンパク変性が始まる温度は約150℃前後とされています。ドライヤーは「温風と冷風を交互に使う」「10〜15cm離して使う」「同じ場所に当て続けない」の3つを意識するだけで、熱ダメージを大きく軽減できます。アイロンは160℃以下が理想、カラー・パーマ後は140℃以下が目安です。

夏のダメージ対策、5つのポイント

  • 1 外出時は帽子やヘアUVスプレーで物理的に防ぐ
    紫外線対策の基本は遮断。帽子は最も効果的な方法で、UVカット加工のものが理想です。スプレータイプのUVケアも、髪全体にまんべんなく使えて便利です。
  • 2 ドライヤーは「温冷交互」で使う
    温風で乾かしたら冷風で冷やす。これを繰り返すことでキューティクルが閉じやすくなり、熱ダメージを軽減できます。最後に冷風で仕上げると、ツヤが出やすくなります。
  • 3 アイロン前はアウトバストリートメントを必ずつける
    洗い流さないトリートメントは「熱から髪を守るバリア」になります。アイロンやコテを使う前に少量なじませることで、タンパク変性を軽減できます。
  • 4 帰宅後はその日のうちにシャンプーでリセット
    紫外線・汗・皮脂が混合した状態を放置するほどダメージが蓄積します。外出した日は当日中にシャンプーで頭皮と髪をリセットしましょう。
  • 5 週2〜3回のヘアマスクで蓄積ダメージを補修
    毎日のシャンプー+トリートメントに加え、週に数回ヘアマスクを使うことで、夏に蓄積したダメージに追いつけます。秋に「髪がひどい」と感じないための夏のケアです。
🌿 夏のダメージは「防ぐ」と「補修する」の両輪で
紫外線は帽子・UVスプレーで防ぎ、熱はドライヤーの使い方とアウトバストリートメントで軽減する。そして毎日のシャンプーとヘアマスクで蓄積ダメージを補修する。この「防ぐ+補修する」の両方を意識することで、秋まで髪の状態を保てます。

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